7/4 『夏の夜の夢』(作:シェイクスピア、演出:エドワード・ホール)

7/2-7/12 東京芸術劇場にて。


それなりに「よくできた」舞台だった。あとは、カンパニーとしてドタバタ喜劇、というかベタな笑いが好きなのかなぁと思った。もっとも、これは作品が『夏の夜の夢』だからかもしれないが。


あとは、見た人は誰もが思っていると思うが、やはり海外物は音声ガイドではなく字幕を出したほうがいい。何か字幕が出せない理由があったのかもしれないが。


それと、今回の『夏の夜の夢』の舞台装置はオリジナルではなく、日本サイドで急きょオリジナルに似せて作ったものだということをお詫びする掲示が劇場にあったのだが、そういうことになった理由が「オリジナルの装置を載せた貨物船が勝手に行き先を変えたために、期日までに日本に着かなくなった」からだと書いてあり、その辺の芝居よりも、こっちの方がよっぽど面白いと思った。