7/11 neoteny japan
5/20-7/15 上野の森美術館にて。
精神科医の高橋龍太郎氏のコレクション展で、村上隆、奈良美智、会田誠、山口晃、高嶺格等々、日本の現代アートを代表するアーティストの作品を色々と見ることができる。
個人のコレクションということで、例えば高嶺格の作品は代表作ではなかったし、他にもそのようなアーティストはいたが、それでも様々なアーティストの作品を一度に見ることができたのはよかった。また、これがすべて個人のコレクションというのは、専門外の人間としては、率直に驚きだった。
やはり、小沢剛の「地蔵建立」や、岡本一太郎・三太郎の『無題(尾形光琳)』は、よかったが、ほかにも、何人か、今まで知らなかった「スゴイ人」を見つけた。
池田学『興亡史』(2004)
正直、好きな作品ではないのだが(怖い…)、規模の大きさと、線の細かさに圧倒されてしまった。
青山悟『Ring』(2005)
一見、なんてことない、頭骸骨の静物画に見えるが、実はコレ、刺繍なのである!
うーん、これは現代アートに限ったことでないにしても、今まで知らなかったものに出会えるのが、芸術鑑賞のいいところだと思った。