1/9「提言―新しい政府に新しい文化政策を 鈴木寛文部科学副大臣を迎えて」

1/9-10 日本文化政策学会 第3回年次研究大会


議長:小林真理東京大学)、桧森隆一(嘉悦大学
パネリスト:鈴木寛文部科学副大臣
      片山泰輔(静岡文化芸術大学
      河野俊行(九州大学
      後藤和子(埼玉大学



えー、いろいろなことは、書けたら後でちゃんと書くとして、ごく短い感想を言えば、「この日のMVPは鈴木寛だった」ということである。


それと、年末のアートNPOフォーラムの最終的に出てきた意見と同じになるが、結局、文化・芸術コミュニティ(「コミュニティ」は鈴木が使っていた語)のなかで意見交換・論争etcが行われて、ある程度の合意が形成されて、「行うべきこと」と「それを実施するのに適した人」が固まってこない限り、政治は「助けて」くれない、ということである。これは当然と言えば当然で、コミュニティのなかで向かうべき方向性も定まっていないのに政治が何かしてくれたとしたら(それが「いいこと」であろうと「悪いこと」であろうと)、それは「介入」である。