1/31『This Hell of Babel』(構成・演出:岸本佳子)

1/29-31 STスポットにて。 横浜で舞台をハシゴすることに。 空(うつぼ)の公演を見るのは二回目。やろうとしていることは一貫しているようで、去年の春に見たのと大筋では同じ印象を受けた。今後の展開はどうなるだろう、と思った。

1/31『細胞の音楽』(振付・出演:岩渕貞太)

1/29-31 のげシャーレにて(坂上がりスカラシップ対象作品)。 岩渕貞太の作品を見るのは三回目だと思うのだが、「シンプル」なのが好きなのかと思った。衣装も空間の設定も簡素、というか。ただ、ストイック、生真面目に見えて、「ヘン」というか「ズレてる…

1/24 <第44回住友商事ヤング・シンフォニー>「ジュニア・フィルハーモニック・オーケストラ第44回定期演奏会」

1/24 サントリーホールにて。 メンデルスゾーン:弦楽のための交響曲第10番 ロ短調 シューマン:交響曲第1番 変ロ長調 op.38 「春」 チャイコフスキー:幻想序曲『ロメオとジュリエット』 ファリャ:バレエ音楽『三角帽子』から 友人のSNさんが出ているの…

1/21 北仲スクール公開講座2「横断的なアプローチの可能性 地区再生のオルタナティブを求めて」

1/21 YCCにて。 講師名:岡部友彦 (コトラボ合同会社代表)×櫻井淳(櫻井計画工房代表取締役) 寿町と黄金町という、横浜の「特殊」な街の事情について興味深い話を聞くことができた。

1/21 「日常/場違い」展

12/16-1/23 神奈川県民ホールギャラリーにて。 昼休みに見に行く。30分ぐらいでバーっと見てきただけだが、いい作品が多かった。 特に、木村太陽の「バカ」な作品、「エロ」な作品と、佐藤恵子のスケールの大きなインスタレーションがよかった。

1/19 OPAP vol.39『近代能楽集』(作:三島由紀夫、演出:倉迫康史)

1/18-24 桜美林大学PRUNUS HALLにて。 友人のTさんが出ているということで見に行く。うーん、色々と考えるところがあった。

1/16『初春文楽公演』

1/3-1/24 国立文楽劇場にて。 二人禿(ににんかむろ) 彦山権現誓助剣(ひこさんごんげんちかいのすけだち) 杉坂墓所の段 毛谷村六助住家の段 壺坂観音霊験記(つぼさかかんのんれいげんき) 土佐町松原の段 沢市内より山の段を見る。 睡眠時間3時間のため…

1/16「絵画の庭―ゼロ年代日本の地平から―」展

1/16-4/4 国立国際美術館にて。 睡眠時間3時間ほどで大阪へ。二ヵ月半ぶりにYさんに再会。夕方に文楽を見るまでに時間があるので、これまで行ったことがない国立国際美術館に行くことに。 去年見た、「高橋コレクション」展とか「ウインターガーデン」展と…

1/11「武蔵野初笑い寄席」(春風亭一朝、古今亭寿輔、林家今丸(紙切り)ほか)

1/11 武蔵野公会堂にて。 2010年最初のアートは落語。Oさんのお誘いで。Fさん、Sさん、Hくん、Jと見る。 新年早々、「技術」のあるものが見れてよかった(「紙切り」を含めて)。

1/9「提言―新しい政府に新しい文化政策を 鈴木寛文部科学副大臣を迎えて」

1/9-10 日本文化政策学会 第3回年次研究大会 議長:小林真理(東京大学)、桧森隆一(嘉悦大学) パネリスト:鈴木寛(文部科学副大臣) 片山泰輔(静岡文化芸術大学) 河野俊行(九州大学) 後藤和子(埼玉大学) えー、いろいろなことは、書けたら後でち…

1/9「政策のための芸術か 芸術のための政策か〜文化政策のジレンマ」

1/9-10 日本文化政策学会 第3回年次研究大会 基調講演:ジョセフィーヌ・バーンズ(BOPコンサルティング) ディスカッション:ジョセフィーヌ・バーンズ 毛利嘉孝(東京芸術大学) 曽田修司(跡見女子大学) 司会:熊倉純子(東京芸術大学)

12/31 2009年に自分がみたアートのうち、よかったものを振り返る+2010年にむけて

12/31 実家にて。 2009年も終わり、ということで今年見たアート作品・イベントのうち、よかったものを振り返ることにする。ちなみに昨年は、「よかった舞台ベスト3」を書いていたのだが(1位『ムネモパーク』(演出:シュテファン・ケーギ)@にしすがも創…

12/27「‘文化’資源としての<炭鉱>」展

11/4-12/27 目黒区美術館にて 今年最後の展覧会。目黒区美術館に行くのは初めてで、普段からマークしてなかったのだが、古本屋でチラシを偶然見つけて行くことに。筆者の父方の祖父は炭鉱で働き、父も小さい頃は北海道の炭鉱町(夕張ではない)で育ち、筆者…

12/27「MEMENTO VIVERE MEMENTO PHANTASMA」展

12/11-12/27 No man's land 旧フランス大使館を使って行われているアートイベント「No man's land」の企画の一つ。 今日もHMの作品を見る。彼女らしい作品。筆で書かれた文字が奇麗だった。

12/26 「トーマス・ユンカース×村上華子「神様の家」」展

12/23-1/1 テルメギャラリーにて。 友人のHM(なんだか北欧の衣料量販店みたい)の展覧会。新興宗教団体の建物って興味深いなぁ、と思う。あとギャラリーの二階から光が射していたことに神々しさを感じた(別に照明効果とかじゃないが)。 ギャラリーを出…

12/23「アートNPO緊急フォーラム 「現場から、日本の芸術文化政策を考える」

12/23 BankART Studio NYK にて。 「クモ」のイベントに引き続き(!?)参加。4時間の長丁場なのだが、面白くなってきたのは最後の1時間くらいだった。 現政権の芸術に対する姿勢は、未だよくわからないが(事業仕分け結果除く)。

12/23「「クモ」再来!DVD完成イベント!ラ・マシン・ライブ・イン・ヨコハマ」

12/23 BankART Studio NYK にて。 Y150のプレイベント並びに、開幕後も有料会場にいた機械仕掛けの「クモ」のDVDの発売記念トーク。「Y150の失敗を糾弾する人たちがきて会場が騒然」なんてことはなく、知り合い中心に集まった感じで和やかな雰囲気だった。 ゲ…

12/19『聖なる怪物たち』(振付・出演:アクラム・カーン、出演:シルヴィ・ギエム)

10/18-20 東京文化会館にて。 シルヴィ・ギエムとアクラム・カーンのデュオということで、面白くないはずはないのだが、やはり期待に違わず、これまで見た中でもかなり完成度の高い舞台だった。久々にダンスを見ることで非常な満足を得られたし、ダンス(と…

12/14『パリ・オペラ座のすべて』(監督:フレデリック・ワイズマン)

10/10-12/18 Bunkamura ル・シネマにて 月曜日に見たのだが、一週間バタバタしていて書けないうちに上映が終わってしまった。。。 上映時間2時間30分(くらい)というのは、月曜の19:40の回を見る人間としては、翌日の仕事のことを考えると、それだけで「長…

12/20『神曲−天国篇』(構成:ロメオ・カステルッチ)

12/18-21 フェスティバル/トーキョー Fさん、Sさん、そしてセタパブで合流したJと見る。カステルッチ本人が語るように「一番残酷な篇」だった。

12/20『神曲−煉獄篇』(演出・舞台美術・照明・衣装:ロメオ・カステルッチ)

12/19-21 フェスティバル/トーキョー 『神曲』の第二弾、煉獄編。先週と同じくFさん、Sさんと見る。圧倒的なイメージの完成度の高さ、作品の(というか花の!?マジンガーZの!?)スケールの大きさに驚嘆した。そして、久しぶりに「ちょうどいいところ」…

12/13『神曲−地獄篇』(作・演出・舞台美術・照明・衣装:ロメオ・カステルッチ)

12/11-13 フェスティバル/トーキョー 友人のFさん、Sさんと観劇。 F/Tのラストを飾る『神曲』三部作の第一弾。言わずと知れた古典ダンテの『神曲』がどういう風に舞台になるのか? ということだが、もちろんカステルッチはテクストを「そのまま」舞台化す…

12/9 『太陽と下着の見える町』(作・演出:タニノクロウ)

12/5-13 フェスティバル/トーキョー 横浜でカーゴのトラックを降りてから、一路にしすがもへ。 演出のタニノによれば、この劇のテーマは「パンチラ」ということである。 そういうわけで!? 前売りチケットは売り切れ、筆者が見た回も満席に近く人は入ってい…

12/9 『Cargo Tokyo-Yokohama』(構成:シュテファン・ケーギ、演出:イェルク・カレンバウアー)

11/25-12/21 フェスティバル/トーキョー ドイツの演出家グループ(かつ筆者が、今、世界で一番面白いことをやっているアーティストたちだと思っている)「リミニ・プロトコル」の一人、シュテファン・ケーギによる「ツアー演劇」『Cargo Sofia-X』の日本バー…

12/1 『Bits and Pieces』『Je pense comme une fille enlève sa robe』(振付・出演:ペリーヌ・ヴァッリ)

12/1 スーパーデラックスにて。 フランスから留学中の友人Jの知人の作品ということで、Jと二人で見る。終演後、振付家と少し話せるかと思ったら、話せず、ちょっと残念。30代前半の振付家ということで、「ノン・ダンス」(=ジェローム・ベル、エマニュエ…

12/6 『カサブタ』桜美林大学(振付・演出:木佐貫邦子)

12/5,6 フェスティバル/トーキョー O大に通う友人から「すごいいい」と薦められたので見に行く。「オーソドックスなコンテンポラリーダンス」という感じはしたが、「(成長途上にある)学生の作品」ということを考慮すれば、いいものであった。今年見た同系…

12/5 大失態

今年一番かもしれない大失態をする。時間に間に合うように行動するというのが、いかに大切か痛感した。そして、これまで自分は土壇場でもなんとかしのげる運のよさがあると思っていたが、所詮運は運で、ついてないときについてないことが重なってダメになる…

11/29『ツァイトゥング』(コンセプト:アンヌ・テレサ・ドゥ=ケースマイケル、アラン・フランコ、振付:アンヌ・テレサ・ドゥ=ケースマイケル)

11/27-29 彩の国さいたま芸術劇場にて。 アーティストが作品を作るのには、なにかしら表現したい切実なものがあるからだと思うのだが、この作品については、ドゥ=ケースマイケルが感じている切実さに、筆者はあまり共感できないだろうと思った。もちろん、…

11/28『フォト・ロマンス』(構成・作・演出:ラビア・ムルエ、リナ・サーネー)

11/26-29 フェスティバル/トーキョー 相変わらずラビアの作品はカッコよかった。作品の雰囲気は、前作『これがぜんぶエイプリルフールだったら、とナンシーは』よりもとっつきやすいが、元ネタを知らないとあまり楽しめないと思った。

11/27『特別な一日』(監督:エットレ・スコーラ)

レンタルのDVD 翌日観劇する『フォト・ロマンス』の予習としてTSUTAYAで借りてきたDVDを見る。 後半、ちょっと「?」と思うところもあったが、飽きずに見ることができた。ここ最近のアート鑑賞で一番満足できたかも。 急に「女」になるソフィア・ローレンが…